ガーデンテーブルのリメイク方法

家具

こんにちは、ゴールデンウィークですが外出も気が引けますので、何か作ろうと考えました。今回は、約10年前に作ったガーデンテーブルをリメイクしようと思います。

まずは元々のガーデンテーブルの作り方です。

このテーブルはツーバイ材の余ったものを利用して作りました。SPF材は屋外で使用するには耐久性に劣る材料です。防腐塗料を塗りましたが、すぐに朽ち果てると思っていました。

意外と長持ちしたなと思います。少しづつ、腐り始めてきたのでなんとかしなくてはと思っていました。特に作りたいものが無いので、このテーブルをリメイクしようと思います。

テーマとしては、家にある端材のみを使って、追加の材料を購入せずに作ろうと思います。

それでは、まず劣化状況です。

表面はそれほど劣化は進んでいないように見えます。ただ、木が痩せてしまったために、隙間が大きくなっています。また、表面がひび割れています。

天板の裏側はひどいものです。特に脚と固定する部分が腐っています。この部分は、一度、雨に濡れると湿気が溜まってしまうからだと思います。

また、この部分だけはSPF材ではなくを使っていたことも原因かもしれません。

それではリメイクを始めます。脚はそのまま使えそうなので、天板のみを作り替えます。

腐っている部分を取り外します。また、天板同士を接合していた部分も雨が入っていていたようで、腐っていた部分があったので丸のこを使って切り落とします。合板で作った丸のこ定規を使って切ります。

腐った部分を切り落とした材料と、端材のツーバイ材を組み合わせて天板を組み直します。これらをジョイントカッターを使って接合します。接合部分には、組む際に間違えないように罫書き線とともに番号を振っておきます。

ビスケットを差し込み、木工用ボンドを塗って接合します。クランプを使って木工用ボンドがしっかり乾くまでの時間そのままにしておきます。今回は24時間乾かしました。

接合が完了したら、短辺方向を切り揃えます。これも丸のこ定規を使って切ります。

天板の凹凸があるので、電動カンナを使って平滑にします。カンナがけをした後にはサンダーで磨きます。後にワックスを塗り込むため、あまり細かい番手までは磨きません。今回は60番、80番、120番までとします。細かい番手で磨いてしまうと、ワックスの色成分が木目に入らず、色がつきません。

また、隙間が空いている部分には雨水が入り込みやすくなっってしますので、ウッドパテで埋めます。

脚と接合するための嵌め込み部分を作ります。松材を使いますが、少し太いのでカンナで削ります。

最後に塗装して完成です。

今回はワックスを塗り込みます。屋内用のワックスですので耐候性、防水性はありませんが、ビンテージ感が出るので使います。雨晒しにすることで、もっと使い古した感じが出るのでは無いかと期待しています。

とにかく、今回は長持ちさせようとは考えず、どれくらい腐らずに使えるのかと実験してみます。

塗り込んだ後に、布で擦ると余分なワックスが落ちて木目が目立つようになります。

後日、雨が降った時に確認してみました。いい感じで水を弾いていましたので、長持ちするのかな?という感じです。

元々のテーブルは、中心部に七輪を置くようにくり抜いていましたが、バーベキューをしていると、物を置くスペースが足りなくなることが多くありました。

このため、今回は内部をくり抜くことなく、全面をテーブルとして使うように変更しました。

この流れで脚をつければ簡単にガーデンテーブルを作ることもできます。やはり、ジョイントカッターがあるとこのような作業がとても簡単になります。

それでは今回使用した工具を紹介します。



こちらで作品紹介しています。よかったらみてください。

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