約1,000円で作る、SPF2×4材を使ったシンプルな縁台のつくりかた

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縁台の作り方を説明します。

材料費は約1,000円です。DIYの初心者でも、休日、一日あれば完成できる作業量です。

手元にある工具や塗装材料などによって、工程を省いても完成できます。自分のレベルに合わせて、できることだけをして完成させましょう。

目次

材料

げん

エシカル2×4材は、エコな材料で割安に買えるよ

ホームセンターのDCMで取り扱う、エシカル2×4材を使って縁台を作ります。

DCM エシカル材紹介動画

厚さ38㎜ × 幅89㎜ × 長さ1,200㎜ 1束6本入り
1,097円(税込)1本当たり183円(税込)

長さが1.2mなので、乗用車でも運べるので便利です。

このセットは割安なのでオススメしていますが、近くで入手できない場合は、既存のSPF2×4材でも問題ありません。

設計図

今回作る縁台のコンセプトです。

  • 1束の材料を余すことなく使いきる
  • 人が二人座っても大丈夫な強度を持つ
  • なるべく簡単に作れる

6本のSPFをほとんど使い切る感じで材料を切り出しできました。

設計図です。

この図をカットサービスで示して切ることも可能です。両端が綺麗なら、ノコで端のノコは省略しても構いません。

部品

切り出した部品です。

加工図

ドリルで加工する位置です。

製作工程

作り方を説明します。

材料選別

SPF6本ありますが、座面にするものに節(幹にある枝の部分:固くひび割れやすい)が少ないものを選びます。

木表(丸太の外側部分、木目が綺麗に出る)が綺麗なものを選べばいいでしょう。

全体を並べて、綺麗なものを座面に、そうでないものを土台部分に振り分けます。

写真の下側3本を座面にします。(写真では分かりにくいですが、木目の綺麗さと、節の数で決めました。)

材料カット

材料をカットしていきます。卓上丸のこ、スライド丸のこが便利です。ホームセンターのカットサービスを利用すると掃除の手間もなく楽に作れます。

長さがしっかり揃っていると、組み上げた時にガタが出ませんよ。

穴あけ作業

座面の木表(年輪が凸になっている側)にビス止めする位置出しをします。

ビス用のドリルを開けてから、ダボ穴を開けます。

見た目を気にしなかったり、めんどくさい場合はダボ穴処理は省略可能です。今回使用したダボ穴は10㎜です。

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台座製作

座面を取り付ける台座を作ります。

座板の取り付け位置を割り付け、脚部を取り付けるビスと座面のビスが干渉しない位置を探します。

ビスは先にドリルで穴を開けておくと、曲がらずスムーズに取り付けることができます。

コーナークランプを使って、直角をしっかり出しながら組みます。まずは、屋外で使用するものなので、耐水性のある木工用ボンドで組みます。

ボンドが乾いてから、ビス止めします。屋外使用なので、ボンドは耐水性のあるものを使います。

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脚部製作

脚を作ります。同じものを2組作ります。

横板を取り付ける位置を鉛筆で書いておきます。反対側には、ビス位置にドリルで穴を開けます。

脚部は全体構造の要となるので、ボンドとビスでしっかり取り付けます。同じものを2組作ります。

角丸め

全体の印象を柔らかくするために、角をトリマーで丸めます。この作業は省略しても構いません

枠の側面、脚部の取り付け部以外を丸めます。脚は作業前後を並べてあります。違いがわかるでしょうか?

座面も丸めます。角が引っ掛かってケガをしてはいけないので、人に触れる可能性のある座面は全ての角を無くします。

塗装

屋外で使うので、屋外用の塗装をします。SPFは本来、腐りやすい木材ですので、必ず塗装をしましょう。

屋外用の木材塗料して定番のキシラデコールを塗ります。

座面については、ダボを打ってから塗装をするので、表面以外を塗装しておきます。

塗装しない選択もあります。ただし、1年で腐ってしまうものと割り切りましょう。

組み付け

台座に脚部を組み付けます。後ほど、座面をビス止めするので、ビス同士が干渉しないように位置をずらします。脚まで届くように長いビスを使います。

最後に、座面を組み付けます。中心の位置から両端に向かって貼っていきます。

隙間には合板を挟んで、均等な隙間とします。

ビスの位置板の隙間を揃えると、仕上がりが綺麗になります。

ボンドを入れた穴にダボを打ち込んで、はみ出た部分を切り落とします。

完成

座面をサンダーで整えて、塗装をしたら完成です。

以上で出来上がりです。

製作に必要な工具

絶対に必要な工具

ビス止めをするので、インパクトドライバーだけは必要です。持っていない場合は、ホームセンターでレンタルしましょう。

ビス穴を開ける時やダボ穴を開ける時にも役立ちます。

あると便利な工具

材料を切るのは、ホームセンターのカットサービスを利用するのが便利です。自分で切りたい場合は、スライド丸のこや丸のこがあると簡単です。

手のこで切る場合には、しっかりと直角が出せるようにソーガイドを使いましょう。

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木肌を整える際、紙やすりでもできますが、量が多いのでサンダーが便利です。

材料の角を落とす際、トリマーがあると便利です。形にこだわらない場合は、角を落とさなくても完成できます。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

よろしければ、DIYで作っている他の作品もご覧ください。

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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