杉板を格子状に組んで、コレクションケースのような飾り棚を作りました

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こんばんは、源です。今回は階段の踊り場に飾り棚を作りました。

げん

これは難易度(★☆☆☆☆)かんたんよ!

さて、今回の記事ですが、飾り棚の作り方です。我が家は中心部分に階段があり、明かり取り用の窓があります。その部分はニッチのようになっていますが、このスペースに何かを飾れるようにしたいと思っていました。

奥行き分に格子状に組んだ棚を作れば、コレクションケースのようになるなと考えました。

デザイン的には、障子のイメージも加えたかったので、格子状になるように考えていたのですが、木材の値段が高騰していることもあり、適当な材料が見つからずにいました。

ホームセンターで長さ:1,820㎜、幅:120㎜、厚さ:9㎜の杉板を見つけました。値段も手頃だったので、これを縦挽きに三等分してもらうこととしました。長い縦挽きは、ホームセンターのカットサービスを使って、パネルソーで切ってもらう方が自分で切るよりもはるかに精度良く切れます。

加工を頼むときに注意しなければいけないのは、ノコギリの刃の厚さ分を考慮することです。ノコ代(のこしろ)は2〜3㎜必要です。

120㎜幅の木を三等分するといっても、40㎜幅のものを3枚取れるわけではありません。3等分するためには、ノコギリを2回入れる必要があり、ノコ代3㎜とすると、114㎜を3等分した38㎜が3枚となります。

長さを決める前には、事前に枠の大きさを測っておき、どれくらいの格子状にするかによって必要な材料を拾い出しておきます。

今回は、マンガの単行本を飾れるというコンセプトなので、B6版の書籍の大きさを基準に格子サイズを決めました。いつものように、そこら辺に落ちいていた紙の裏側に設計図を書いていきます。大体の格子は高さが200㎜、幅が240㎜の大きさにしました。

あとは、長さを揃えて、格子状に組むための溝を掘り込む作業をするだけです。板の厚さに合わせた溝を正確にマーキングし、切り落とさないように途中で止まるようにして卓上丸鋸で溝を切ります。

丸鋸側にスペーサーとなる部材を挟み込んで、全部切り落とされないようにします。

全ての溝が加工できたら、あとは組み上げるだけです。ただ、組み上げるだけで接着剤などで固定しなくても強度は出ます。

仕上げに、艶を出すため蜜蝋ワックスを塗って完成です。溝の加工はリズムをつかんでしまえば早くできます。ほとんどは、設計の段階で終わってしまい、加工もカットサービスがほとんどです。

溝切り加工は、スライド丸鋸を利用すれば、もっと簡単にできると思いますね。

完成形はこんな感じです。

今回の飾り棚を作る際には、スライド丸鋸があると便利です。でも、とても高価なので高嶺の花ですね。ホームセンターのレンタル工具で取り扱いがあるところもあります。見かけたら一度借りてみて、便利さを味わってみてください。

多分、欲しくなりますよ。

げん

今は、いろんなものが飾られてるよ

いつもは、こんな感じのものを作っています。よろしければご覧ください。

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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