こんばんは、源です。2021年はブログの更新をサボりがちで、後半はほとんど更新していませんでした。それなりにDIYはしていましたのでネタは残っています。
2022年は心機一転、家を建てた時の経験談なるものをなんとなく書いてしまいました。家づくりは元々好きだったので、いつか書こうと思っていましたが、中々実行することができませんでした。
一月末、今年一発目の記事として書いてみたら、そのままの勢いで一週間に6本の記事を書いてしまいました。書き忘れたこと、言い足りないことは多々ありますが、とりあえず家づくりに関する記事はここまでにしようかと思います。気が向いたら、またいつか書こうと思います。
さて、今回の記事ですが、飾り棚の作り方です。我が家は中心部分に階段があり、明かり取り用の窓があります。その部分はニッチのようになっていますが、このスペースに何かを飾れるようにしたいと思っていました。


デザイン的には、障子のイメージも加えたかったので、格子状になるように考えていたのですが、木材の値段が高騰していることもあり、適当な材料が見つからずにいました。
ホームセンターで長さ:1,820㎜、幅:120㎜、厚さ:9㎜の杉板を見つけました。値段も手頃だったので、これを縦挽きに三等分してもらうこととしました。長い縦挽きは、ホームセンターのカットサービスを使って、パネルソーで切ってもらう方が自分で切るよりもはるかに精度良く切れます。


長さを決める前には、事前に枠の大きさを測っておき、どれくらいの格子状にするかによって必要な材料を拾い出しておきます。
今回は、マンガの単行本を飾れるというコンセプトなので、B6版の書籍の大きさを基準に格子サイズを決めました。いつものように、そこら辺に落ちいていた紙の裏側に設計図を書いていきます。

あとは、長さを揃えて、格子状に組むための溝を掘り込む作業をするだけです。板の厚さに合わせた溝を正確にマーキングし、切り落とさないように途中で止まるようにして卓上丸鋸で溝を切ります。
丸鋸側にスペーサーとなる部材を挟み込んで、全部切り落とされないようにします。

全ての溝が加工できたら、あとは組み上げるだけです。ただ、組み上げるだけで接着剤などで固定しなくても強度は出ます。


仕上げに、艶を出すため蜜蝋ワックスを塗って完成です。溝の加工はリズムをつかんでしまえば早くできます。ほとんどは、設計の段階で終わってしまい、加工もカットサービスがほとんどです。
溝切り加工は、スライド丸鋸を利用すれば、もっと簡単にできると思います。


完成形はこんな感じです。
今回の飾り棚を作る際には、こんな道具があると便利です。
いつもは、こんな感じのものを作っています。よろしければご覧ください。
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