パンダのいすを作りました

家具

子ども用のいすを作るシリーズです。今までは、ネコやうさぎのいすを作ってきました。今回のいすは今までよりも凝ったデザインにしようと考えて作っています。

デザイン

まずは、どんな感じのものを作るかをメモ書きしてみます。絵にかいてみて、どんなものを作るのかを確認します。頭の中だけではなく書いてみることで、作る方向性が確認できます。

イメージデザインを実現するまでには、何度も修正をかけながら調整していきます。一番重要なデザインとしては、背板の部分の顔です。

全体のフォルム、耳の大きさ、位置、目の大きさ、黒目の位置は「かわいさ」を決定する重要な項目です。これらは1㎜変わっただけでも、全体の印象が変わります。

小学校の図工で使った工作用紙に下書きして切り抜きます。細かな輪郭や目の位置、大きさを調整します。楕円定規、曲線定規、コンパスを使って書くときれいに書けます。

形が決まったら、木に書き写します。切り抜く部分を斜線で書いておくと、間違えにくくなります。一番大事な目の位置については、いろいろ動かして、しっくりくる場所を探しましょう。

左端を採用しましたが、微妙な違いで表情が全く変わりますね。

製作

切り出しから始めます。工作用紙に書いた絵をハサミで切り抜きます。これを木に貼り、輪郭をえんぴつで写しとっていきます。

ちなみに材料は杉板です。サイズは600㎜×300㎜×30㎜の一枚板です。

耳、目、鼻の部分はタガヤサンの端材です。サイズは240㎜×140㎜×8㎜です。タガヤサンは唐木の一つで、黒檀(コクタン)、紫檀(シタン)、タガヤサンが有名な三種類です。どの木も非常に硬い木です。

切り抜きはジグソーを使います。ジグソーは刃を交換することで、細かな曲線も切れるようになります。タガヤサンは色が黒いので、鉛筆で書いても見えません。切り抜いた工作用紙を両面テープで張り付け、端を切っていくこととします。

切り抜きが終わったものは、形を微調整します。耳の形に合わせて、大きさを削ります。

目鼻の位置を書き写します。位置出しをするために、コンパスの針を使って、2点を木に写します。点の位置を合わせることで、目の位置を正確に書き写します。

目鼻を切り抜きます。工作用紙を貼り付けて切り抜きます。細かな調整はヤスリで行います。

切り抜いたものに目玉部分を入れ、はみ出た部分をルーターで削ります。目は15㎜のサクラを使います。サクラは加工品として、円柱のものが販売されています。

目鼻を顔に埋め込みます。耳、目、鼻の部分をルーターで彫り込みます。微妙な加工になりますので、ゆっくりと仕上げます。

耳の部分をサンダーで整えてから、タガヤサンを貼り付けます。木工用ボンドで貼ります。しっかりとくっつくようにクランプで挟み込みます。

顔の部分も同様に貼り付けます。どんなにきちんと加工したつもりでも、少しのすきまができてしまいます。この隙間はパテで埋めるようにします。杉板の色と同じようになるよう、市販の二色を混ぜることで、色が目立たないようにします。

余分なパテや、飛び出た部分をサンダーで削りとります。じっくりと磨きあげることで、きれいになります。

オービタルサンダーで磨く際、60番~2000番までペーパーを交換しながら磨きます。今回ははみだし量が少なかったのでサンダーで処理しましたが、多い場合はカンナで削った方が早いかもしれません。ただし、タガヤサン、サクラは硬いので削るのは技術が必要ですね。

次は座面を仕上げます。周囲をルーターで丸く加工します。後は、サンダーで磨きあげます。

蜜蝋ワックスを塗ります。ワックスを塗ると、黒い部分がはっきりとするので、顔にしまりがでるような気がします。

座面も同様に塗ります。

先にワックスを塗るのは、いすを組み上げてからだと細かい部分が塗りにくいからです。

脚部分を作っていきます。杉の角材(45㎜×45㎜)を使って脚部分を作ります。

前脚部分はパンダを意識して、黒くします。黒檀の端材を貼り付けます。木工用ボンドで貼り付け、クランプでしっかりつくように押さえます。

両方の脚部分を組み合わせて枠部分を完成させます。ビスを用いて組み上げます。ビスはダボを使って隠します。

最後に、背板と座面を枠にはめ込みます。ダボを使ってはめます。木工用ボンドも使って、しっかりくっつくようにします。

これで完成です。

今回、作るのに使った工具や材料を紹介します。

ジグソーです。今回、もっとも活躍する工具です。曲線用の刃もあるときれいに切れます。

丸ノコです。杉板や角材を切る際に使います。スライド丸ノコがあると精度良くきれるので、枠部分の精度が上がります。

インパクトドライバーです。ビスを使って組み上げる際に使用します。また、ドリルを取り付けて穴を開ける際にも使用できます。

オービタルサンダーです。磨きあげる際に使用します。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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