こんにちは、源です。今日は、木製物置の土台部分を製作します。
土台は大事だよ
前回は、コンクリートブロックの基礎ができました。
今回は、基礎に土台を載せます。
土台はシロアリに食べられたり、腐る恐れがあります。家の基礎ではヒノキやヒバ、ベイツガなどの頑丈で腐りにくい樹種で100㎜角くらいの木材を使用します。
小さな物置としても、少しは防腐対策について考えましょう。
土台の材料はツーバイ材にします。ただし、防腐処理済みのSPF材を使用します。
この材料は高耐久防腐材を加圧注入してあり、表面だけではなく、薬剤が木材の内部まで浸透しているため、耐久性の高い部材となります。基礎の中に隠れてしまう部分なので、塗り直すことができないため、非常に有効です。
防腐処理済みツーバイ材は、通常のSPF材に比べ緑がかった色をしており、大体のホームセンターで入手することが可能です。結局、見えなくなる部分なので緑色も気になりません。
緑の土台は腐りにくいよ
また、経済的にはSPF材に比べ4~5割増しとなりますが、元々の金額が高くないので、それほど高価なものとはなりません。また、塗装手間、塗料費を考慮すれば割安となります。
SPF材よりも耐腐食性の高いウエスタンレッドシダー材に比べても、防腐処理済みSPF材の方が安価なものとなります。
ウエスタンレッドシダーといえども、土台に使用する場合には防腐塗装をする必要があるため、塗装の必要がない防腐処理済みSPF材が最も優れています。
今回の土台製作を含め、今後、木材を切断していく場合は、同じ長さのものを直角に切り出していくことが多くなります。このような場合、丸ノコ定規を使いながら丸ノコで切断する方法もありますが、卓上丸ノコやスライド丸ノコを使用すると素早く正確に切れるので大変便利です。
基礎の上で土台を組んでいく方法よりも、別の水平が出ている場所で、枠組みを済ませ、基礎の上に載せる方法が簡単で確実です。
物置の製作過程については、こちらをご覧ください。
次回は土台や床下換気について説明します。土台が腐らないようにするため、通風を確保します。
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