ソフトウッドってどんなの?

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ソフトウッドとは、文字通り柔らかい木の針葉樹のことで、ウッドデッキでよく用いられるものとしては、SPF(エスピーエフ)、WRC(ウェスタンレッドシダー)、サイプレスなどがあります。それぞれの特徴について説明していきます。

目次

SPFとは?

SPF(エスピーエフ)はホームセンターでも良く見かける材料で、DIYでは様々な形で使われることが多いものです。

SPFpruce(スプルース:トウヒ属)、ine(パイン:松属)、ir(ファー:モミ属)の頭文字をとったもので、どれも似た性質を持つ針葉樹であることから、区別せずにまとめて取り扱われています。

SPFの使用用途は?

ここで、参考としてSPFが最も使用されるケースについてお話します。それは、2×4(ツーバイフォー)工法で家を建築するときの材料として使用する場合です。

ちなみに、2×4とは材料の断面寸法が(たて:2インチ)×(よこ:4インチ)の規格を持つ材料ということです。 2×4工法は、SPF材で枠組みをつくり、そこに構造用合板を貼り付けることで面剛性を持たせ壁や床でもたせる工法です。

もう一つの工法としては、在来工法と呼ばれる木造軸組み工法であり、こちらは柱と梁に耐力壁を組み合わせてもたせる工法です。

このように、SPFは柔らかく強度もあり、加工性、経済性に優れるためDIY材料として人気があります。

WRCとは?

WRC(ウェスタンレッドシダー)は北米原産の針葉樹で、日本では「米杉:べいすぎ」と呼ばれていますが、実は「杉属」ではなくヒノキの仲間です。

見た目の茶褐色が杉に似ているところから、このように呼ばれているようです。耐久性が高く、防虫効果もあるため、SPFに比べ高価となります。

サイプレスとは?

サイプレスは、別名「オーストラリアヒノキ」と呼ばれるヒノキ科の針葉樹です。特徴としては、高い耐久性を持つことと、シロアリに強いことです。

一説には、「世界一シロアリに強い木」ともいわれています。サイプレスは、WRCに比べ高価となります。

当サイトでは、ソフトウッドの定義を針葉樹としていることから、サイプレスをソフトウッドに分類していますが、この木の硬さや耐久性はハードウッド級であり、ハードウッドに分類されることも多々あります。

ウッドデッキ製作でのソフトウッドの特徴

コーススレッドを打つ際、下穴が不要

材料をカットする作業が容易

多くの樹種では防腐・防蟻処理が必要

ハードウッドに比べ安価

次回は、ハードウッドについてです。

ウッドデッキに関する記事については、こちらをご覧ください

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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