【DIY】ツーバイフォー材で作る かんたんな階段の作り方

DIY

今回は簡単な階段の作り方です。ホームセンターなどですぐに手に入る「ツーバーフォー材」を使います。

今回作った階段は、設計図面を書かずに作った単純なものです。誰でも作れるものです。階段を作りたい場所に合わせて、階段幅や高さを調整してください。

蹴上げ

階段を上げる一段の高さです。低い方が上がりやすい階段になります。建築基準法では23㎝以下にすることと定められています。

踏面

階段の昇り降りするときに足を乗せる部分の有効な奥行き寸法です。広い方が安全に昇降できます。建築基準法では15㎝以上と定められています。

「蹴上げ」と「踏面」は、バランスよく調整しなければならず、昇降しやすい階段の目安として、以下の計算式があります。

 550㎜ ≦ T + 2R ≦ 650㎜

 T:踏面  R :蹴上げ

2×4(ツーバイフォー)材は、断面が89㎜×38㎜の材料です。SPF材と呼ばれるものは、ホームセンターで簡単に手に入ります。柔らかい木材ですので、切ったり、削ったりする加工がとても簡単にできます。

2本のツーバイ材を使って踏面とすると、ちょうどいい大きさになります。どのような構造になっているを写真と図面で説明します。

踏面は、縦に1本と横向きに2本を使って作ります。38㎜+89㎜×2=216㎜なので、15㎝以上あり、基準もクリアしています。また、一段上がる高さ(蹴上げ)は150㎜とし、23㎝以下の基準をクリアしています。

なお、先ほどの計算式に当てはめてみると、T=216㎜、R=150㎜

216+2×150=516㎜ なので、少し適正範囲よりも小さい数字になりますが、実際に使ってみて支障は感じません。もう少しゆったり使いたい場合は、高さが固定されるので、踏面を広くすることで快適になります。

真正面から見ると、蹴込み板(踏板と踏板を縦につなぐ部分)のみが見えます。下の1段目には一枚、上の2段目には二枚の蹴込み板を使っています。

2段目の断面図です。踏板をコーススレッドで押さえています。高さを調整する縦の板を地面に設置する横板で支えます。

それでは、実際に階段を作ってみましょう。全体の構造は下図のとおりです。A-A’断面が2段目の踏面です。B-B’断面が1段目になります。この二つを個別に組んだ後、組み合わせることで階段ができあがります。

材料を準備します。今回は軒下で使う階段なので雨に濡れる心配がありません。このため、SPF材を使います。もし、屋外で使用する場合は、ウェスタンレッドシダーなどの比較的耐久性が高いものを使用します。

材料を準備するため、寸法を決めます。今回は上がりたい段差の高さが45㎝であるため、1段目の高さ15㎝、2段目の高さ30㎝とします。注意点は、各階段の高さは必ずそろえることです。途中で高さが異なると、転ぶ原因になってしまします。

今回は、階段の幅は400㎜とします。必要な幅に合わせて変更してください。

材料としては、5種類の長さのものを準備します。

番号規格数量
38㎜×98㎜×400㎜7本
38㎜×98㎜×178㎜4本
38㎜×98㎜×200㎜4本
38㎜×98㎜×216㎜2本
38㎜×98㎜×250㎜2本

材料を入手するのはホームセンターが一番簡単です。一般的な規格で、乗用車でも運搬が容易な「ツーバイフォー SPF材6フィート38㎜×98㎜×1820㎜)」を購入します。何本必要かを計算します。材料を切り出す際には、のこ代(のこぎりで切るときに必要となる幅)として2㎜程度を考慮しなければならないので、少し余裕のある寸法取りをします。

部品番号計算式残り
1本目①、①、①、①、③400×4+200×1=1800㎜20㎜
2本目①、①、①、③、③、③400×3+200×3=1800㎜20㎜
3本目②、②、②、②、④、④、⑤、⑤178×4+216×2+250×2=1644㎜176㎜

作り方を説明します。まず、踏面の部分を2組作ります。1段目と2段目、同じものを作ります。

まず、40㎝の踏面部分を2本並べます。直交する方向に、下駄部分を置きます。仮に端から3本並べた位置に固定します。コーススレッドは60㎜のものを使用します。

次に、1段目の脚部分を作ります。2段目は、高さが30㎝になるように2段で脚部分を組みます。

それぞれの踏み台が完成したら、前面部分に蹴込み板を取り付けます。

最後に、1段目と2段目を組み合わせて、脚の部分と、蹴込み板で結合して完成です。

使う場所に応じて塗装をします。好きな色を塗って楽しんでください。屋内の場合はオスモカラー、屋外の場合はキシラデコールを推薦します。

 

簡単につくれるので、ぜひ挑戦してみてください。

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