今回は野菜置き場を作ります。屋外の屋根があるベランダに置くことを想定しています。材料は物置を作った時に余ったものを主に使っています。
なるべく簡単にできるようにした部分と、少し見た目を重視するために凝った施工をした部分があります。
材料
材料は枠組みとして使う「ホワイトウッド」を5本とキャスター4個をホームセンターで買いました。
残りの材料は、物置を作った時の「野地板」を使います。
塗料も残りのものを使います。野菜を入れるケースは、既製品の農業用コンテナを使います。色はオレンジしか売っていないので、茶色のスプレーで塗装することにしました。
製作過程
まず、ホワイトウッドで枠組みを組みます。今回は、3段の棚を作ります。大きめのコンテナを1段と、半分の高さのコンテナを2段組みます。
組んだ枠に野地板を張っていきます。野地板の表面は荒いので、カンナがけしてから張ります。組付け前に塗装をします。野地板は釘を使って枠組みに打ち付けていきます。
棚板を4段分作ったら、縦棒を使って組んでいきます。組付ける際には、ダボを使ってビスが目立たないようにします。
一通り組んだ段階で構造を確認してみますが、非常にグラグラしているので補強が必要だと思いました。その結果、下の段にツーバイフォー材で補強を入れることにしました。ホワイトウッドに対してツーバイフォー材が厚いので、電動カンナで同じ厚さに削りました。
補強をいれたことで、がっしりしました。後は、移動が便利になるようにキャスターを付けます。あらかじめツーバイフォー材にキャスターを取り付け、材料ごと底に固定します。使い方によっては、このキャスターも省略できます。
完成
前 横 後
野地板は、風通しを考えて隙間を空けて張っています。オレンジのコンテナは全体の雰囲気に合わせて茶色に塗りました。最下段のコンテナは、この色のものが売っていました。試しに玉ねぎを入れてみました。
塗装が乾くのに時間がかかるので2日の製作期間がかかりましたが、実際の作業時間は半日程度です。ダボの作業を省略すれば、もっと簡単に作れます。ぜひ、試してみてください。
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