木製物置の屋根部分はどうやって作るの?(物置17)

DIY

木材を使用して物置を自作しています。前回までに枠組みが完成しましたので、今回は屋根部分に構造用合板を張っていきます。

まず、合板を入手します。最も手軽なのはホームセンターで購入することです。ホームセンターの多くでは、合板の切断サービスを実施しているので、このサービスを利用すると便利です。

屋根の寸法を測って何枚の合板が必要かを算出します。なるべく少ない枚数で、かつ無駄が少ないように割り振りします。

今回は構造用合板(幅910㎜×長さ1820㎜×厚さ12㎜)を2枚購入します。屋根の大きさに合わせて3回切断します。切断サービスを利用する際に注意する点は、仕上がり寸法をしっかり店員さんに伝えなければならないということです。

切断サービスで使用する機械では、ノコ代(のこしろ)と呼ばれるノコギリの刃の幅分が利用できないということです。機械によりますが、2㎜ほどはノコ代として考えなければなりません。

今回の場合も、758㎜+150㎜=908㎜で2㎜のノコ代を考慮してあります。

構造用合板切断図

また、機械を操作する店員に対して利用する部材をしっかり伝えていないと、切断順序が異なることでほしい部材の長さが得られないことがあります。

赤い部材切断方向1番から切断方向2番の順序で切らなければ短くなってしまいます。緑の部材だけを考えれば、2番から1番の順に切っても問題ないのですが、この順序で切断すると赤い部材の長さが足りなくなってしまします。

切断した合板を割り付け図に従って張り付けていきます。

合板の張り方は、コンパネビス(太さ4.0㎜×長さ32㎜)を用いて合板の周囲や中間梁に打ち付けていきます。ビス間隔は20㎝が目安です。

屋根部分に構造用合板を張ることによって、全体の構造はより強固になりました。また、物置の中からの写真を見ていると、物置が出来上がってきた実感が湧いてきます。

次回からは壁を張る作業をしていきますが、次の作業までに降雨の予報があるようなので、雨養生をしておきます。

物置の製作過程については、こちらをご覧ください。

次回は、壁部分に構造用合板を張っていく作業を紹介します。

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