【DIY】ウッドデッキは腐るの?

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ウッドデッキが腐ってしまったという話、よく聞きますよね。

今回は、なぜウッドデッキが腐ってしまうのかについて考えてみましょう。

目次

ウッドデッキは腐るの?

がんばって作ったウッドデッキが数年で朽ち果ててしまっては悲しいですよね。そもそも、木材はなんで腐ってしまうのでしょう?

木材が腐るのは「木材腐朽菌」が繁殖することにより起こります。菌が繁殖するには、1.水分 2.適温 3.酸素 の3つの条件が揃う必要があります。

木が腐る条件を揃えないためには3つの条件のうちのどれか一つを遮断すればいいのですが、屋外に設置するウッドデッキの温度管理をすることや、酸素に触れないようにすることは困難です。

そこで、水分を防ぐこととなりますが、具体的には雨水から守ることと、湿気をなくすことになります。

雨水を防ぐためにはウッドデッキに屋根を付ける方法がありますが、これは高度な検討が必要ですし、施工の難易度が大幅に上がりますので、初めてのデッキ製作では避けるほうが無難です。

もう一つの対策としては、木材に塗装をすることで水を内部に侵入させないことができます。しかし、塗装の効果はずっと続きませんので、1~2年毎に塗りなおす必要があります。

メンテナンス塗装については、こちらを参照してください。

また、湿気をなくすためには、地盤面からの湿気を防ぐことが重要です。湿気が多い場合には、防湿コンクリートや防湿シートを施工することで、土中から水分が上がってくること防ぎます。

適切な塗装メンテナンスをして木材内部に水分が入らないようにすること、また、地表面からの水分を遮断することでウッドデッキ周辺に湿気が籠らないようにすることでウッドデッキの腐食を防ぐことができます。

ウッドデッキが腐ると…

ウッドデッキを作ろうと思うタイミングは、家を新築したときが多いのではないでしょうか。新築と同時にウッドデッキを作ってみたものの、数年してウッドデッキが朽ち果ててしまったとします。

ウッドデッキが腐ってしまったとしても、いつか作り直せばいいと思う程度ではないでしょうか?

しかし、ウッドデッキが壊れてしまったことよりも、もっと恐ろしいことを心配しなくてはなりません。それは、腐った木材は「シロアリ」の大好物なので、それらを呼び寄せてしますことがあります。

シロアリ対策の基本は、シロアリを近づけないことにありますので、家の周りに餌となる腐食した木材を置くことは非常に危険なことなのです。

今の新築物件は、地盤面から高さ1メートルまでは防腐・防蟻処理、またはそれに準ずる措置がとられているため、すぐにシロアリ被害を受けることは少ないと思いますが、その効果も永久に続くわけではありません。

とにかく、家の周りにシロアリを近づけないことが良い選択であることは間違いありません。

ただし、ハードウッドの一部にはシロアリさえも食べることができないほど硬い木もあるため、それで作れば何も心配ありませんけど、材料費が高くなってしまうことが難点です。


腐食防止対策は?

ウッドデッキを腐食させないために、 以下の対策を組み合わせることウッドデッキの耐久性を高めることができます。

腐食防止対策

ウッドデッキに防腐塗装を施し、一定周期で塗りなおす

ウッドデッキ下部に「防湿コンクリート」または「防湿シート」を施工する

使用材料をハードウッドにする

なお、ウッドデッキに関する記事については、こちらをご覧ください。

次回は、ウッドデッキの使い道について考えていきます。

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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