今回はフェンス付きのウッドデッキを設計していきます。
以前、フェンスのない小さなウッドデッキを設計しました。このウッドデッキにフェンスをつけたものを設計してみます。以前の設計図面は、下記記事をごらんください。
では、このウッドデッキにフェンスを付けたものを設計していきます。
前回、シンプルなウッドデッキを設計したときには、構造的に過剰なくらいの材料を使用しました。
ウッドデッキ製作を希望する人が出す条件の上位には必ず「経済性」が入ります。なので、今回は経済性に重点を置いて設計を進めていきます。
まず、設計条件を確認します。
今回は、材料をウエスタンレッドシダーにします。以前、ソフトウッドとハードウッドの費用比較をした際、ほぼ同額であり、維持管理費用を含めるとハードウッドが有利との結果を示しました。
しかし、今回は最初の持ち出し価格を最優先とし、ソフトウッドであるウエスタンレッドシダーを採用します。
ウエスタンレッドシダーは様々な種類が流通しており、アウトレット材が存在しますので、これを利用して経済的に製作してみます。
なお、アウトレット材には、曲がり、反り、抜け節などが存在するので、施工の面でも注意しながら進めなければなりません。
では、次回から具体的な設計を始めます。
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