連日、猛暑が続きますね。物置の現場を進めようと思いましたが、短時間の屋外作業でも身の危険を感じるほどですので、物置製作はもう少し涼しくなってからにしようと思います。
今回は、過去に施工した「床板が腐ってしまったウッドデッキ」を直す事例をお伝えします。
このウッドデッキは、家を新築した施主が引き渡し直後に外構製作会社へ依頼して製作したものです。
多少のメンテナンスはしていましたが、塗装のやり直しをこまめにしていなかったので、10年を経過したころには床板が腐ってきました。床板の一部に穴が開いてしまっていたり、ところどころ床板がたわむ部分がありました。
普通にウッドデッキ上を歩くことができないほどに危険だったので、リフォームをするように依頼されました。
今回の作業の流れは以下のとおりです。
- 現地調査
- 材料拾い出し・注文
- 現地作業
現地調査
ウッドデッキリフォームの依頼をされたとき、木が腐っている部分の確認と、どんな雰囲気に仕上げるかを依頼主と打ち合わせました。
調査は現地をさらっと見るだけでしたので、30分もかかりませんでした。今回、取り替えるのは、床板、根太、フェンス部分としました。
現地調査をしたときのメモが手帳に残っていましたが、こんな程度のものでしたので、あまり詳しくやっていないようです。
しかし、この時の手抜き調査が原因で、結果、大幅なタイムロスをすることとなったので、調査は隅々まで詳しくすることをお勧めします。
材料拾い出し・注文
メモと記憶を頼りに、材料を注文しました。なるべく、再利用できるものはそのまま使うこととしたので、床板全部と中央部分の根太、新たに張りなおすフェンス横板を注文しました。
材料はサイプレス(豪州ヒノキ)として、既存のものよりは長持ちするようにしました。
作業工程については、次回に紹介します。
ウッドデッキリフォーム全体の流れはこちらで確認してください。
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