木製物置の扉の仕上げは?(物置27)

DIY

木製物置を自作しています。現在、扉の取り付けまでが完了しましたので、外壁を張る作業に移ります。

扉部分にも、外壁と同じ材料を張り付けていきますので、今回は扉の仕上げ作業について紹介していきます。

まず、材料を手配します。構造用合板で作った扉の表面に外壁材として選択した焼杉を張っていきます。

焼杉は、野地板(のじいた)を焼いて作りますので、杉板を購入します。今回は、ホームセンターで束売りしているものを購入しました。

焼杉を外壁材として使用しますが、張る方向は「縦」、「横」のどちらにするかを選択します。選択にあたっては、雨に濡れた後の水切れやデザインを考慮して決定します。

今回は、デザインを重視して横張りとしました。しかし、縦横は好みの問題ですので、どちらでも構わないと思います。

まず、扉の横幅に合わせて野地板を切断します。注意点としては、杉板は表面を焼いた際に縮みますので、数㎜大きく切るようにします。

また、扉の開閉の邪魔にならないためと、デザイン性から、板の両端を45度で切断します。

扉の表面には接着剤で貼り付けますので、野地板の接着面をカンナ仕上げします。表面を仕上げることで接着性が良くなります。

接着面の反対側は、バーナーで焼いて炭素層を作るため、カンナ仕上げをする必要はありません。

次に、バーナーで表面を焼いていきます。大型バーナーで大まかに焼き目を付けて、細かな部分を小型バーナーで仕上げました。

焼く面は木表とします。これは、木表のほうが木目がきれいに出るからです。また、乾燥ととも凹方向に反りますが、端を接着剤で押さえつけることができます。

焼杉が出来上がったら、扉表面に張っていきます。木工用ボンドを塗り、ある程度乾いた時点で貼り付けていきます。

端の部分は、乾燥とともにはがれる方向に反るため、しっかり接着するようにします。クランプや重りを使って固定しながら接着します。

十分に接着剤が乾燥したら、扉を取り付け直します。扉を取り付けた際には、焼杉の雰囲気にあうハンドルとラッチを取り付けます。

ハンドルは、取り付け位置を彫り込んで、仕上げ面を同じにします。彫り込む際には、ルーターを使用すると短時間作業で完了できます。

今回使用したハンドルラッチは通信販売で入手しました。

扉も完成しましたので、残りは外壁を仕上げるのみとなりました。

物置の今までの製作過程は、こちらをご覧ください。

次回は外壁部分を貼っていきます。

インスタでは多くの写真で製作過程を紹介しています。よろしければご覧ください。

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