今日は木製物置の雨どいの作り方を説明します。
雨どいを付けて雨水を処理するよ
- 雨が壁を伝わり、汚れや痛みが発生するのを防ぐ
- 地面で跳ね返った雨がかかり汚れや痛みが発生するのを防ぐ
- 湿気がこもりシロアリが好む環境になるのを防ぐ
→ 物置の耐久性が上がります
雨どいの構成
雨どいの材料としては、「樋」,「支持金具」,「たて樋」,「集水器」,「止まり」などがあります。
今回製作した物置は、以前に製作した木製自転車置き場に並列して作りました。高さも同じに作りましたので、自転車置き場の雨どいに接続させることで、たて樋を省略することができました。
雨どいは集水器に向かって勾配をつけます。目安としては5mにつき1〜2㎝下げます。
たて樋を設置して、物置に降り注いだ雨を処理するときには、雨水を処理する配管に接続する必要があります。家庭での排水管接続時の注意点について説明します。
家庭からです排水の種類
- 汚水、雑排水・・・・トイレ、台所、浴室、洗濯機、洗面所などからの排水
- 雨水・・・・・・・・敷地に降り注いだ雨水を雨樋や側溝で集めた排水
下水道の種類
- 合流式
全ての排水(汚水、雑排水、雨水)をまとめて下水道管に集める方式。都市部以外に多い方式。 - 分流式
「汚水、雑排水」と「雨水」を2種類の下水道管に分けて集める方式。都市部に多い方式。
お住まいの地域が分流式の場合は、雨水と同じラインに雨樋からの排水を接続します。浴室、トイレ、台所などから排出される配管に接続してしまうと、下水処理場が処理する必要がない「雨水」が流れ込んでしまうので、余計な負荷がかかってしまします。
合流式の場合は、下水道管に接続します。
下水道が整備されていない地区で敷地内の浄化槽を設置している場合は、雨樋からの排水はそのまま敷地外に放流します。浄化槽に雨水を流入させると負荷がかかり、正しく処理できなくなります。
次回は、物置の扉を取り付けていきます。
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ウッドデッキや物置に関する記事はこちらです。よろしければご覧ください。
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