木製物置の防水施工はどうするの?(物置20)

DIY

木製の物置を自作しています。構造用合板を使って壁と屋根を張り終えました。

今回は、防水施工をしていきます。

防水の施工は、まず、前回張り終えた構造用合板の隙間をコーキング材で埋める作業をしていきます。これは、万が一、防水層が破れたとしても即時に雨漏りにつながらないようにする作業です。

コーキング作業は、コーキングガンコーキング材ヘラを使用します。

コーキング作業は、構造用合板同士の継ぎ目にできた隙間にコーキング材を流しいれ、ヘラで均していきます。

コーキングによって下地の隙間埋めが完了したら、次はアスファルトフェルトを使用して防水層を作ります。アスファルトフェルトは、ハンマータッカーで構造用合板に張っていきます。

タッカーは、ホッチキスの大きなもので、針で打ち付けることで留めることができます。ハンマータッカーは、ハンマーのように打ち付けることで、針を留めることができるタッカーです。

タッカーで留める作業では、針が折れることが多発しました。これは、足長10㎜の針を使用していたからでした。ハンマータッカーは打ち付けるため針が折れやすいのです。

構造用合板やSPF材のように、硬めの材料に打ち付けるには足長10㎜のものは長すぎます。タッカー用針の箱には、足長6㎜のものにTH-V用と表記されており、ハンマータッカー用であることが示されています。

TH-Vとはハンマータッカーのことを指します。6㎜の針に変更した際には、折れることなくリズミカルに防水紙を合板に打ち付けることができるようになりました。

アスファルトフェルトの張る順番としては、水の流れる順番の逆から張っていきます。このため、張る順番は、物置の下側から屋根に向かって張っていきます。

この順番で張ることで、流れてきた雨水が物置の中に入っていくことがなく、防水紙によって止水されることとなります。

ちなみに、防水紙を打ち付ける材料と道具を入手する場合は、 配送料を含め比べた結果から 、タッカーは通信販売で入手し、アスファルトフェルトと針はホームセンターで購入する方がお得です。

今までの物置製作の記事はこちらを参照してください。

次回は、屋根の枠組みを製作します。

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