こんにちは、源です。今回は物置の基礎についてです。
基礎は一番大事やね
今回は土台を作ります。土台は腐らない木で作りたいですね。今回は、防腐剤を加圧注入してあるSPF材を使用します。雨がかからないように軒を出してあり、基礎ブロックで地面からも上げてあるので、それほど土台が腐るリスクは高くありませんので、この材料で十分です。
防腐処理済SPFは、だいたいのホームセンターで入手できる材料です。木材の中まで薬剤が注入してあり、腐りにくい材料です。見た目の特徴としては、通常のSPF材に比べて緑がかっています。
土台が腐らないようにするためには、湿気がこもらないようにする必要があります。このため、床下換気口を設けて、床下の通風を確保することで湿気がこもらないようにします。
床下換気のためには、換気口を設ける方法があります。今回のように、コンクリートブロックを使用する場合には、全周にブロックを繋がずに、一部分を切り欠くことで換気口とします。
床下に2か所以上の換気口を設けることで、風が通り湿気がこもることがなくなります。ただし、この換気口を金網などで塞いでおかないと、床下に小動物が入ってしまい、住み着いてしまう恐れがあります。
別の方法として、今回採用した床下の通風確保方法は、基礎パッキンを土台の下に敷く方法です。
この方法では、全周に基礎パッキンの高さ分の隙間を設けることができ、換気量としては十分です。この方法は現在の住宅建築では一般的に採用されています。
この基礎パッキンには、厚さの異なる調整用シートがありますので、このシートを重ねて使用することで水平を調整することができます。幸いにも、今回は基礎ブロックの段階で水平が出ていたため、調整の必要はありませんでした。
ええ感じの土台になったね
次に、物置は風にあおられることがあるので、転倒防止を考えなくてはなりません。今回は、羽子板ボルトを用いて転倒防止措置を取ります。ぶっちゃけ、これでは気休め程度にしかなりませんが、何も対策しないよりはマシだと考えます。
羽子板ボルトは、本来、柱と梁などを固定し、地震や台風の時に梁が外れるのを防ぐために使用します。今回は、安価な材料なので、土台固定用に使用します。
なお、今回は引き抜き抵抗が大きくなるようにワッシャーとナットを追加しています。こうすることで、モルタルの中からボルトが抜けにくくなり、物置が倒れにくくなります。まあ、これも気休め程度ですけどね。
コンクリートブロックの穴の中に羽子板ボルトを入れ、モルタルで固定します。土台側はビスで固定します。
アンカーボルトのモルタルが乾いたら、土台とボルトをビスで固定します。また、今回、土台を2分割で作ったので、これらの土台同士もビスで固定しておきます。
また、固定する前には水平をしっかり確認しておき、水平が出ていない場合は、調整用ライナーを挟み込んで水平を出しなおします。
今回は、再調整の必要なく水平が出ていましたので、このまま次の床板張りに進みます。
物置の製作過程については、こちらをご覧ください。
次回は床に構造用合板を張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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