杉板で作る 頑丈でたくさん本が入る本棚のDIY方法(図面あり)

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こんにちは、源です。

げん

本棚を作ります!

実は、けっこうマンガ読みます。春先に近所の古本屋が閉店セールをやっていて、友人と本を大量に仕入れました。100冊以上購入すると9割引なんてセールをやっていたので、1,000冊以上買ってしまったと思います。

どんな本を買ったかも正確には覚えていませんし、買った本の1割も読めていない状況です。

溢れているマンガを整理しなくてはいけませんので、本棚を作ろうということになりました。まずは、練習がてらということで、友人の分を先に作ります。

目次

どんな本棚を作ろう?

今回は2階の廊下スペースに置くため、なんとなくの高さを1mくらいと決めて、あとは店の材料で大きさを決めようということになりました。

今回製作した本棚はこんか感じです。

  • 製作時間は約2時間
  • 材料費は約5,500円
  • カットサービスを利用
  • 収納力は約70冊×4段=280冊

中に入れる本のサイズ

まずは、単行本サイズの洗い出しをします。我々が所持する単行本は、ジャンプコミックスなどの少年マンガか、青年誌の単行本です。これらは新書判やB6判と呼ばれるサイズで、その大きさは以下のとおりです。

単行本サイズを表した図 新書判112×174㎜ B6判128×182㎜

大きいサイズのB6を基本に本棚の大きさを決めます。本の高さは182㎜なので本棚の高さを200㎜とします。幅は128㎜なので本棚の奥行きは140㎜あれば十分かなと思います。

図面を書いてみよう

今回はがっしりした本棚を作るので、2×6材を使おうかと思います。廊下に置くため、高さを抑えたものを設計します。

このイメージを持ちながらホームセンターに行き、価格と相談しながら材料を選びます。

本棚の図面

材料選び

ホームセンターで材料を選びます。奥行きを確保できればいいので、幅が140㎜以上あるものを選びます。

2×6を第一候補としていますが、値段を調べてみると、ウッドショックの影響かまだまだ高価です。単行本を入れる本棚にしてはゴツくなりすぎる気もしたので、別の材料を探しました。

幅がある板で、リーズナブルなものを探したときに、杉板を見つけました。

杉破風板(KD) 幅150㎜ 厚さ30㎜ 長さ4,000㎜

一本当たり2,728円(税込)で2本買ったので、5,456円です。(令和5年9月時点)KD材は人工乾燥材を示します。狂いが少ないので、本棚作りには向いている材料です。

4mの長さは乗用車で運ぶことができなので、カットサービスを利用します。すべてのカットを済ませてしまうので、あとは家で組み上げるだけにします。材料を変えたので、図面を書き直して材料取りをやり直します。

材料を効率よく使うため、本棚の幅を計画よりも少し縮めます。(1,200→1,150㎜)

部材番号規格 W(幅)×T(厚さ)×L(長さ)㎜本数
150×30×1,1502本
150×30×9102本
150×30×1,0903本
部材表

カットサービスで頼むときは、下図のように頼みます。ポイントは2本を重ねて切る事です。切る回数が減ることと、長さが揃うメリットがあります。

また、材料は必ず両端を切るようにします。店頭に並んでいる材料の端は、時間経過による乾燥で精度が悪くなっていることが多いためです。

製作方法

では、作っていきます。

まずは、木の表面を磨きます。オービタルサンダーを使います。紙やすりの番手は#400程度まで磨きます。

棚板を取り付ける部分にビスケットジョインターでビスケットを差し込みます。

ビスケットジョイント取り付け位置

中心となる部分に鉛筆で罫書き線をつけ、ビスケットジョインターで加工します。

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木工用ボンドをつけて組み上げます。今回は、背板をつけないため、強度を増すため、棚板部分をビスで止めます。使用するビスはなるべく目立たないよう、細めのビスを使用しました。

新書判とB6判の単行本を並べてみました。高さも奥行きもちょうど良さそうです。

別の作り方

ビスケットジョインターを持っていない場合は、棚板を取り付けるのが難しくなります。

クランプを使って、位置決めをしてからビスで取り付けるようにします。合板を使った例ですが、杉板の場合でも同じように取り付けることができます。

また、背板を取り付けると強度が高くなり、本棚全体ががっしりします。背板は5㎜程度のベニヤ板で十分です。

使用工具

サンダーやビスケットジョインター以外に使う工具を紹介します。

今回はホームセンターのカットサービスを利用したので使いませんでしたが、DIYをするときにはあると便利な工具です。バッテリー式はまだまだ高価なので、電源式がいいと思います。

刃の大きさは、取り扱いやすい165㎜をお勧めします。

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ビスを打ったり、ドリルで穴を開けるのに役立つインパクトドライバーです。入門編としては、14.4Vで問題ありません。中級、上級となると物足りなくなりますので、そのときに買い換えればいいでしょう。

げん

今度は自分の本棚作ろっと

本棚の作り方の説明は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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