腐ったウッドデッキの直し方(ウッドデッキリフォーム2)

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今回は、前回に引き続き腐ってしまったウッドデッキのリフォーム事例を紹介します。施工内容を詳しく説明していきます。

まず、今回、床板をはがしていくと大きな誤算がありました。もともと、中央部分の根太が腐っていることは確認していましたが、周辺部の90×90㎜サイズの根太も一部が腐っていたことです。

中央部分の根太は細い部材で、事前調査の際、床板の中央付近が大きく沈んだので交換することとしていました。しかし、周囲の根太は幕板に覆われていたため、腐っていた場所が外から簡単には見えませんでした。また、90角の部材が10年くらいで腐り落ちるはずはないという私の思いこみもあったことから見落としてしまいました。

このため、急遽、材料を買い足しすることとなりました。周辺部の根太の一部のみを取り替えることとし、束柱兼フェンス支柱や、問題のない根太はそのまま再利用することとしました。腐ってしまった部材と同じ長さに切断し、再利用する部材と接続するための切り欠きを加工しました。

このことで痛感したことは、事前の調査をしっかりやらないと手戻りや変更が多くなるため、必ず床下部分も詳しく確認しておかなければならないということです。新しく作る場合と同様に、事前の計画段階が最も重要ということになります。

結局、今回のウッドデッキリフォームでは、使える骨組みは再利用し、これ以外の部分は新しい材料で作り直すこととしました。

結果論ですが、ほとんどの部材を交換してしまうこととなったため、すべてを作り直したほうが時間短縮できたと思います。これは、再利用するにあたり、塗装をはがす工程があったのですが、この作業が非常に手間と時間を要する作業だったからです。

また、もともとの木組みと同じように加工する必要があったのですが、木組みをする部分において、断面の8割以上を切り欠く加工がされていました。このことはウッドデッキ全体の耐久性に大きく影響しますので、非常に好ましくありません。

この点からも、すべてを作り変えるべきであったと反省しています。

施工の詳細については、次回に続きます。

ウッドデッキリフォーム全体の流れはこちらで確認してください。

ウッドデッキ物置に関する各記事もご覧ください。

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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