ハードウッドで作ったウッドデッキでも、色が変わって欲しくないときは塗装をした方がいいよ

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こんにちは、源です。

げん

ハードウッドで作ったウッドデッキの塗装についての話

今日のテーマは、

ハードウッドで作ったウッドデッキに塗装は必要?不要?

という話です。

結論としては、

ハードウッドは耐久性が高いので無塗装でもOK
ただし、見た目を気にするなら塗装もありよ!

について、解説します。

目次

ハードウッドの劣化

ハードウッドと呼ばれる硬い木をウッドデッキに使った場合、劣化は気にしなくてもいいです。

樹種にもよりますが、多くの木は硬く虫を寄せ付けませんし、腐ることもありません。しかし、色の変化だけは防ぐことができません。

この写真は、ハードウッド(サイプレス)製のウッドデッキの写真です。製作時と、8年経過した後の写真です。木の色がグレーに変色していますね。

別のハードウッド(ウリン)製の写真も、同様に色が変化しています。

ウリンのウッドデッキで見るとよくわかりますが、色の変化はあれども、木自体の劣化は進んでいません。フェンスの角がビシッと残っています。劣化が進んでいると、角は丸まってしまいます。

そもそも、ウリンは水上ハウスとして使われており、30年以上経過しても朽ちることがありません。地上でウッドデッキとして使った程度では、劣化はありません。

経年の変色はあり?なし?

どんなハードウッドも、塗装をしない場合はほとんど変色します。その色の変化を、味が出たと思うのか、くすんでしまったと思うかは、オーナー次第です。

私はグレーに変化するのはカッコいいと思っているので、変色は大歓迎です。

では、色が変化して欲しくない場合は、どうすればいいでしょう?

色が変化して欲しくない時には

ハードウッドの色を変化させたくない時には、製作時に塗装することが一番です。

色の変化を防ぐには、なるべく直射日光に当てないことです。塗装で遮ることが一番有効です。

今回は、変色してしまったウッドデッキを塗装しましたが、塗料の選択は、製作時に塗る場合と同じ考え方です。

塗料の選び方

ハードウッドは、木肌の綺麗なものが多いので、木目を活かすことができる塗料が好ましいです。

  • 浸透系の塗料を選んで木目を活かす
  • 防腐機能が塗料を使う
  • 色は好みで選ぶ

今回、使った塗料はこちらです。メーカとしてはウッドデッキには推奨していませんが、二階の庇で影になるウッドデッキであるため、使用しています。

この塗料を塗っておくと、色の変化のスピードが遅くなります。

サイプレスのように、白っぽいハードウッドを使う場合には、こちらの塗料を塗ってもいいですね。

初めから、好みの色に塗ってしまうのもいいかもしれません。ただし、塗膜を作るものではなく、浸透系の塗料をお勧めします。塗膜は経年によって、剥がれてくる可能性があります。

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塗装前の下処理

作った時に塗装する場合は、そのまま塗ってしまって構いません。

リフォームの場合、色が変わってしまったウッドデッキは一皮剥いて当初の木肌を取り戻す必要があります。

高圧洗浄機で洗った場合は、乾燥させたうえでサンダーで整える必要があります。そのままだと、ケバだってしまい塗装が難しくなります。

一番確実な方法としては、サンダーで一皮剥くことです。効率良く木肌を整えるには、荒目の60〜120番を使います。最終的に仕上げとして、400番よりも細かくしないと、塗料を吸い込み過ぎてしまうので、気をつけましょう。

大きな面積を効率良く処理した場合は、このタイプのサンダーが便利です。

塗装方法

ハケを使って、一気に塗りましょう。2〜3回重ねて塗ると、色の変化を防ぐ効果が高くなります。

オスモカラーは自然は塗料なので、塗っていても匂いがきついなんてことはありません。

まとめ

ハードウッドは腐らないけど、色は変わるよ

色の変化を気にするなら、初めから塗装するのがいいよ(後から塗るのはめんどくさいから)

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

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