エシカルSPFって知ってる?
エシカルSPFってなに?
ホームセンターのDCMグループが扱っているSPF材です。こんな特徴があります。
- 建築資材の残りで作ったエコな材料
- 経済的に優れる
- 短く束になっているので運びやすい2×4材
2×4材の規格(38㎜×89㎜)長さ1,200㎜が6本束になっています。税込1,097円(令和6年6月20日時点)で、1本当たり183円です。
KD材(人工乾燥済みの材料)、プレナー加工(カンナ仕上げ済み)、面取り(角取り済み)なので、そのまま使うことができます。
ガーデンラックを作るよ
今回は、エシカルSPF材をガーデンラックの土台部分に使います。
束になっている中には、多少、節の多いものやひび割れたものがあります。しかし、土台の部分に使うには、全く問題ありませんので、経済的に優れるこの材料を使ってみます。
材料切り出し
カンナ仕上げや面取りもしていあるので、そのまま切って組むだけです。まずは、脚の部分を切り出します。
- 脚の長さはしっかり揃えるとガタつかないよ
- 買った材料の端は切り直そう
土台部分の製作
仮組みしてみると、高さが少し高く感じたのでもう少し短くしました。切り落とした端材は、天板を支える材料を梯子状に組むのに使いました。
- 仮組みしてみて、完成時のイメージをつかもう
- ガーデンラックは高くすると不安定になるよ
梯子状に組むのは、簡単で綺麗にできるビスケットジョイントを使います。
天板取り付け
天板は1×4材を使います。張り方はいろいろありますが、今回は完成した際の見た目を重視して、真鍮製の釘を使います。ピカって光ってアクセントになると思いました。
まずは、釘を打つ位置にドリルで穴を開けます。釘の位置が揃っていることは、仕上がりを左右するので重要です。
- 釘を打つ位置を揃えるため、先に穴を開けよう
- ドリルの穴は、釘の直径よりも小さくするよ
張り付ける前に角をルーターで落として丸め、表面をサンダーで滑らかに整えます。
- ルーターで角を丸めると仕上がりの印象が変わるよ
- 塗装をするならサンダーで表面を整えよう(120→240→400→800番目安)
全部で13枚の板を張り付けます。中心を出して下書きしたものに合わせます。釘で打ち付けますが、木工用ボンドも併用します。隙間は3㎜の合板を挟んで均一に調整します。
- 中心から端に向かって張るよ
- 隙間の調整は、同じ厚みのものを挟んで均一にするよ
- 釘とボンドを併用すると、将来的にガタつかないよ
脚の取り付け
脚を取り付けて完成です。人が座るほどの強度はいらないので、ビスケットジョイントを使って木工用ボンドで取り付けます。
- 脚の取り付け方法は、端の天板取り付け前に上からビスでもいいよ
- 下側から斜めにビスを打ち込む方法もあるね
完成
出来上がりです。塗装は後日しようかなと思います。
今回使用した工具など
スライド丸のこ
同じ長さの板を何枚も作るので、スライド丸のこが便利です。設計図をしっかり書いておけば、ホームセンターの材料加工サービスを使うこともできます。
ジョイントカッター
木を水平や垂直に継ぐのがとても得意な工具です。簡単かつ綺麗に接続できるので、一度使ったらやめれません。電源式は並行輸入品しかないので、バッテリー方式の方が取り扱いも含め便利です。
トリマー
トリマーは飾り加工などでよく使う工具です。取り回しが便利なバッテリータイプをお勧めします。この工具があると、DIYの質が一段階上がります。
サンダー
広い面や細かな部分を加工できるこのタイプがお勧めです。取り回しが容易なバッテリータイプがいいですね。
クランプ
DIYのあらゆる場面で使います。長さの異なるものを数本揃えると便利です。
ボンド
防水タイプの木工用ボンドです。強度が必要な部分にもい使える頼れるボンドです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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