コンベックスってどう使うの?

当ページのリンクには広告が含まれています。

コンベックスとは巻尺の一種で、薄い金属製のテープを用いたものです。ぜんまいを使って自動で巻き取れるようになっています。

コンベックスという呼び名は、英語の「CONVEX(形):凸状の」が由来で、コンベックスの金属製テープの断面が凸状になっていることからきています。

凸面形状の金属製であることから、ある程度の長さまでなら直立させることができるので、高いところまでの長さを測定することもできます。また、直線性にすぐれ、測定対象にも密着するため、ウッドデッキの材料のような長尺ものの測定に優れています。

混同されるものに「メジャー」がありますが、こちらは、布やビニール製の巻尺を指し、体の採寸に使用するなどの、柔らかいものにあわせて測定することに向いているものです。

コンベックスには先端についている爪が動くようになっており、ガタついていますが不良品というわけではなく、意味があって動くようになっています。これは、材料に爪を押し付けて測る場合と、材料に引っ掛けて測る場合に、測定誤差がでないようにするためのものです。

具体的には、爪の厚さ分だけ自動で動き、引っ掛けた場合と押さえた場合の差を調整することにより、どちらの測り方でも違いがでないようになる機構です。

この機構により、長い材料を測定する場合でも、引っ掛けて測ることができ、手が届かない長さであっても一人で測定できるようになっています。

コンベックスの選び方としては、テープの長さと幅で検討します。

テープの長さは、2m、3.5m、5m、5.5m、7.5mなどものがあり、幅は、10mm、13mm、16mm、19mm、22mm、25mm、などがあります。

ウッドデッキを作るときには、4mほどの長尺材料を扱うことがあるので、長さとしては、5m又は5.5mが良いです。また、テープの幅としては、直線性を保てる幅である19mm又は22mmを選択します。

コンベックスは、長く、太くなると携帯性が悪くなるので、必要最小限のものを選択しましょう。

次回は、水平器の使い方についてです。

ウッドデッキに関する記事については、こちらをご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは、源です。
平日はしがないサラリーマン、週末の気が向いたときにDIYをしています。
いろいろ作ってみては、考えたこと、失敗したことなどをブログに書いています。
このブログを読んで、「私も作ってみようかな」と思える人が増えるよう、DIYの楽しさを伝えていきたいと思います。

コメント

コメントする

目次