今回からは、具体的な設計図を書いていきます。まずは、もっともシンプルな形のものを設計します。
ウッドデッキを自作するにあたって、最初にぶちあたる壁がこの「設計図作成」です。
私が作ったときも、詳しく説明したものが世の中にないので苦労しました。今回から、数回に分けて細かく説明していこうと思います。
設計条件
大きさ/幅:2.0m 奥行き:1.5m 高さ:40cm
使用材料/サイプレス 塗装/なし
フェンス/なし パーゴラ/なし
基礎/沓石のみ コンクリート打設なし
工法/サンドイッチ工法
床板隙間/3mm
今回は、リビングの掃き出し窓前に床レベルと同じ高さのウッドデッキを製作します。
一般的な掃き出し窓幅は1,820mmであるため、ウッドデッキの幅は少し大きめの2.0mの幅とします。奥行きは1.5mとして、約1坪弱のこじんまりとしたものを設計します。
基本的な工法は、サンドイッチ工法を採用します。この工法は、基礎部分をラフに作ったとしても、根太部分を水平にすれば問題なく、非常に作りやすい工法です。初めてウッドデッキを作る場合には、最適な工法です。
今回は、やや過剰と思われるくらいの頑丈さを有しているため、予算と相談しながら、変更を加えてもかまいません。
準備編
まず、設計を始めるための準備として、ウッドデッキの仕上がり高さを決めます。これは、地面から、掃き出し窓の水きり金物下端までを測定します。

今回は、設計条件として高さをh=40cmとしました。実際に測った数字に置き換えてください。
ここまでで、設計を始める準備はできました。次回から、設計図面を作成していきます。
ウッドデッキに関する記事については、こちらをご覧ください
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