レンガを使った花壇の作り方(その4)

DIY


こんにちは、源です。

今回は、レンガ花壇を作り方を詳しく説明します。

準備

まず、レンガを水に漬けて泡が出なくなるまで水を吸収させます。これは、乾いたままのレンガを使用すると「モルタル」の水分がレンガに吸収されていまい、モルタルがうまく固まらなくなってしまうからです。

また、積み上げたレンガに、もう一段積み上げるときにも、下のレンガにも十分、散水して湿らせることが必要です。

基礎

花壇を作る場所が柔らかい土の場合は、地面を少し掘り下げ、締め固めたうえで砕石を敷きます。さらに、砕石が平らになるように締め固めて基礎を作ります。

締め固める道具としては、専用のタンパーがなくとも、平らな重い石、コンクリートブロック、ゴムハンマーなどをして代用していいですし、何もなければ足で踏み固めるだけでも十分です。

基礎砕石敷設状況

モルタル練り

モルタルを練り混ぜます。注意点としては、レンガを積む際のモルタルは「硬め」にするということです。この水加減は微妙ですので、試行錯誤しながら最適な量を見つけるしかありません。

モルタルは、水が少なすぎるとバサバサになって固まりませんし、水が多すぎるとトロトロになって積んだレンガの重みで沈んでしまいます。

レンガ積み

まず、高さや出面の基準となる「水糸」を張ります。木杭に水平に水糸を張り、レンガ上端の一辺を、この水糸に合わせるようにして積み上げていきます。

水糸張り

モルタルを目地の幅よりも厚めに盛り、ここにレンガを載せ、ゴムハンマーで高さを調整します。微妙な高さの調整はハンマーの柄の部分で軽くたたいて行います。

水糸を張った方向と直角になる方向の水平も水平器で確認しながら積み上げていきます。

レンガの長さを調節する場合は、タガネハンマーで割ります。ダイヤモンドカッターがある場合は、周囲に切れ目を入れることで、簡単かつきれいに割れます。

レンガを積んだ際に目地からはみ出たモルタルは、早いうちに取り除いておきます。レンガ表面についてしまったモルタルも、乾かないうちにブラシやスポンジで洗い流しておきます。

また、目地の部分は、固まってしまわないうちに目地コテで整えておくと、仕上がりがきれいになります。

レンガ積みは、慣れてくると作業スピードが上がってきます。今回の作業は、一人でのんびりとやったので、3日かかっています。材料費はレンガ、モルタル、コンクリートブロックの約1万円です。

季節ごとに、いろいろな花を植えて楽しむことができます。見た目にこだわらなければ、レンガ作業はそれほど難しい作業ではありませんので、ぜひ挑戦してみてください。

次回、レンガの積み方をもう少し詳しく説明します。

なお、 レンガによる花壇製作の全体を確認する場合には、こちらを参照願います。

ウッドデッキ物置に関する各記事もご覧ください。

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