浮造りしたベンチを蜜ろうワックスで仕上げました

DIY

今回は子供用ベンチの最終仕上げをします。前回は浮造り加工をしました。バーナーで炙って加工したので、すすが残っていて手で触ると黒くなります。

紙やすりで磨いたり、雑巾で何度も拭くことですすが付かないようになってきました。最終仕上げとしてワックスで膜を作るようにして、色がつかないようにしたいと思います。

ワックスの選択

木工用のワックスはいろいろなものがあるので、どれにしようかと迷いました。今回の条件としては以下の項目です。

  • 浮造りした木目がきれいにでるもの
  • せっかく付けた焼き色があまり変わらないもの
  • 子供が使うベンチ用なので安全性の高いもの
  • 施工が簡単なもの

以上の条件で考えて、今回選んだものは

このワックスの原料は、エゴマ油と蜜ろうからだけで作られています。有機溶剤や乾燥剤等は一切を含んでいないので、安全性が高く、いやな臭いもしません。

タイプが2種類あり、材料によって使い分けるようになっています。今回は「無垢材のヒノキ」に使用したため、Cタイプを選択しました。

ワックス塗布

まずは塗布前の状況を確認します。焼き目を付けて浮造りした状態です。すすが付かないように何度も拭き上げてあります。

それではワックスを塗っていきます。Cタイプのワックスは、車用の固形ワックスを少し柔らかくしたくらいの状態です。これをスポンジ全体に塗り広げてから、木の前面にサッと塗り広げます。

ワックスを塗ることで、色が濃くなり、木目もはっきりとなりました。

完成

以上でベンチの製作が完成しました。今回は、アンティーク感を出すことを目指しました。焼き色を付け、浮造りにしたこと。また、ダボをアクセントとしてデザインし、ワックスで仕上げることで、懐かしい感じのベンチに仕上げることができたと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。ベンチの製作過程や浮造り加工の記事もご覧ください。

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