今回からは、ウッドデッキの設計を本格的に始めたいと思います。
まずは、ウッドデッキの基本的な構造を覚えて、力のかかり方について覚えていきましょう。
それでは、各部位についてみていきましょう。

床板(ゆかいた)
ウッドデッキの一番メインとなる仕上がり部分
根太をまたぐように張り、デッキ上の荷重を下に伝える
縦、横方向に張り方向を考えてデザインすることができる
雨水がたまらないよう、わずかな隙間をあける
根太(ねだ)
床板からの荷重ををうける
床板の張り方向に対して、直交する方向に設置する
束柱に取り付ける
防腐対策が必要
大引(おおびき)
根太を下から支える
根太の方向と直交する
束柱に取り付ける
根太の強度によっては省略可能
防腐対策が必要
束柱(つかばしら)
デッキ上部の荷重すべてを支える柱
根太、大引を取り付ける
沓石に載せて、荷重を伝える
防腐対策が必要
沓石(くついし)
デッキからのすべての荷重を地面に伝える
地盤状況により、砕石基礎やコンクリート基礎も採用する
束柱が腐らないよう持ち上げる役割も担う
ウッドデッキの基本構造がわかったと思いますので、次回からは具体的設計に入ります。
ウッドデッキに関する記事については、こちらをご覧ください
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