子供用のいすセットが完成しました

DIY

子供用のベンチと椅子2脚のセットが完成しました。個々の作り方は以前の記事に書きましたので、今回は全体の流れについて書きたいと思います。

このセットはじっくり考えて作ったものではなく、どちらも思いつきで作ったものです。まず、ベンチを先に作りましたが、パン屋の店頭に置いてあったベンチを見て、「いい感じのベンチだな」と出会ったのがきっかけです。

その後、ホームセンターで木材コーナーを見ている時に、あのベンチの雰囲気のものを作ろうと考え、材料を拾い出しました。店頭にある木材の規格の長さから考えると、子供用ベンチなら材料の無駄がなくできそうだったので作りました。

椅子については、本屋の絵本コーナーで見かけた懐かしい絵本を読んでいて、ベンチとセットのものをつくると良さそうと思い作りました。折角なので、子供用のダイニングセットとして、ベンチ、椅子、テーブルを揃えようと計画していますので、椅子は2脚作りました。

実際、製作のキッカケとなったものと出来上がったものでは大きく異なりますが、自分の作ろうと思ったもののイメージを具現化するので、忠実に再現する必要はありません。あくまでキッカケであって、後は自分の独自の感性で作ればいいと思っています。

皆さんも街中にある何かをキッカケにして作ってみると、いろいろ楽しいものが出来上がると思います。作りたいものを探しながら散歩などしてみるのもいいかもしれません。

今回作ったベンチや椅子は、何年も使い込んだ風合いを出したくて加工をしました。まずは表面を燃やすことで浮造り加工をしています。

木工に慣れているならば、木を切って組み上げ椅子の形にするまでは、一日で十分完成させることができます。しかし、その後、浮造り加工をして磨きあげ、ワックスを塗る工程は何日も必要となりました。とにかく、手間がかかりますので、無垢のひのきのままでよかったのでは?と後悔しながら磨いていた時期もありました。

完成した椅子を燃やしてしまうのは勇気がいりますが、バーナーを使って一気に燃やします。なお、燃やすことによって木材内の水分量が変化するので、割れが生じることがあります。下側の背板右端に割れが生じているのがわかりますでしょうか?また、意図せず、燃えすぎてしまうことも良くありますので、その点も注意が必要です。

燃えすぎてしまうのを防ぐために、水で消火したくなりますが、熱くなった木を水で急激に冷やすと、反りや割れが一気に進みますので避けましょう。火事になってしまいそうなとき以外は、吹き消したり、自然鎮火を待つのが得策です。

表面の炭化した部分は、ワイヤーブラシを使って掻き落としていきます。ブラシは真鍮のものを使うとちょうど良い硬さで、炭だけを落とすことができます。ブラシの毛足の長さや全体の大きさで3種類を使い分けています。仕上げる部位の大きさや、作業効率で使い分けていきます。

とにかく、ブラシでこすって削りくずが出なくなるまで地道にブラシがけをします。ブラシがけをすると、「節」や冬場に育った色の濃い「冬目」が残り浮き出てくることになります。木目に沿って凹凸が出来上がり、これが浮造り加工となります。

ワイヤーブラシで磨いても、なかなか表面の炭を落としきることはできません。一通り、掻き落としてた後に水洗いをします。細かな炭が表面に残っていますので、洗い流します。全体に水をかけてナイロンブラシでこすります。その後、乾いた雑巾で水気を拭き取り乾かします。雑巾に色がつかなくなるまで繰り返します。

十分に乾かした後には、蜜蝋ワックスを塗りこみます。二番目の写真は、下半分のみが塗ってある状態です。ワックスは木材の保護をするだけではなく、艶を出したり、木目がはっきりするようになります。今回使用したワックスは自然由来のものだけを材料としているため、子供が使うものに使用しても安全なものとして選びました。

以上で椅子のセットが完成しました。今後はテーブルを作り、子供用ダイニングセットを完成させたいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

個々の製作記事は、下記をご覧ください。

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